携帯電話対応フラッシュ花札・しらぎくタイニィ花フラでのむしのプレイ方法。
フラッシュで実現した花札・しらぎくタイニィ花フラに平成23年 8月10日に追加したむしのプレイ方法について。
札切り。
切りたい札ににカーソルを合せてボタンを押すか、該当する数字のダイヤルボタンを押下します。
- PCの場合は直接クリックします。
このとき、柳のカス札はむしでは鬼札と呼ばれ、柳以外の任意の札と合せ獲る事が出来ます。
- カス以外の柳札は三枚となるため、カス以外の柳札二枚が場に出ている場合は、残りの柳札一枚で双方を一括して纏め獲れる事になります。
- 場に鬼札が出ている場合、その札は必ずめくり札と合せ獲る事となっており、手札と合せ獲ることは出来ません。
合せられる場札が複数ある場合は、点滅する場札から獲りたい方を撰んでカーソルを合せ、ボタンを押すか、合せたい札の下に表示されている数字のボタンを押下します。
- 合せられる札がカス札二枚の場合は選択の必要はありません。
- 同じ月の札が三枚出ている場合(カス以外の柳札の場合は二枚)は、一枚の合せ札(ヒコ札)か柳以外であれば鬼札で纏めて獲れます。
- 同じ月の札が四枚(カス以外の柳札は三枚)出た場合は、開局時に親が纏めて獲ります。
札めくり。
札めくりは自動的に行なわれます。
このとき、場に柳のカス札(鬼札)が出ている場合(鬼付きの場と言います)、めくり札が柳札でない限り、鬼札と合せ獲らなければなりません。
鬼付きでありながら、めくり札が柳札の場合は、
- 場に柳札があればそれと合せ獲り、
- そうでなければ場に捨てます。
また、鬼札をめくった場合、場に柳札以外の札があればそれらのうちの一枚と合せ獲ります。
尚、場に柳札以外の札がない場合は、めくった鬼札は場に捨てられ、以後鬼付きの場となります。
但し、いずれの場合も子(後手)の最後の一枚の場合に限り、唯一の例外として鬼札と柳札で合せ獲れます。
合せ獲れる札が複数ある場合は、札切りの時と同様に獲れる札が点滅しますので、
- 獲りたい札にカーソルを合せて指定するか、
- 獲りたい札の下に表示されている数字をダイヤルボタンで入力します。
一局終了時。
むしでは親(先手)と子(後手)が全ての手札を出し切ったら一局終了です。
- むしには牡丹札(六月札)と萩札(七月札)がありませんので、四十枚の札でプレイする事となります。
このとき、場に
- 鬼札と合せ獲られたため残ってしまった月の札(柳以外の札)
- カス以外の柳札を二枚で合せ獲ったため余ってしまったカスでない柳札
が場に残る場合がありますが、これらは以下のように処理されます。
- 鬼札と合せ獲られた月の残り札
- 鬼札を獲った者の獲り分となります。
- カスでない柳札の余り
- カスでない柳札のペアを獲った者の獲り分となります。
余り札を獲るべき者が獲った後で双方の点数と手役を計算し、点数の大きい者がその局の勝者となり、次局の親となります。
- むしはこいこいと違い、途中で一局が終了する事はありません。
点数計算と出来役。
むしでは、獲り札の点数は通常の花札と同様に計算します。
このとき、獲り札の点数の総計から115点を差し引いた値がその者の獲り札点となります。
- むしで用いられる牡丹札と萩札を除いた四十枚の総得点は230点となりますので、その半分である115点が基準となります。従って双方の獲り札点を合せると必ず零になります。
こうして求めた獲り札点に、以下の出来役があればそれらの点数を加減した値が、その局での得失点となります。
- 五光(三十点)
- 五種の二十点札を全て揃えたもの
- 三光(二十五文)
- いわゆる表菅原で、松と桜の二十点札と梅の十点札を揃えたもの
- 藤シマ(十点)
- 藤札(四月札)を四枚とも揃えたもの
- 桐シマ(十点)
- 桐札(十二月札)を四枚とも揃えたもの