しらぎく花札』での花合わせ。

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※ここに『しらぎく花札』での「花合わせ」プレイ画面が表示されます。

しらぎく花札』でプレイ出来る花合わせについて。

花合わせの概要。

花合わせは、最も一般的な三人打ちの花札ゲームです。

最も一般的であるが故に、役を中心としたローカルルールが多数あるようです。

しらぎく花札』では、一部を除いてルール選択で撰べるようにしております。

一局の流れ。

花合わせは、取り札の点数を他の二者より高くするゲームです。

一局は常に全員が手札を出し終えるまで行われ、出来役が出来る事で一局を途中で終了させる事はありません。

一局終了時に取り札の点数を精算します。出来役がある場合は、それも合わせて精算します。

花札の四十八枚の点数の総計は 264点であり、従ってそれを三等分した 88点が原点となります。

尚、花合わせでは十二局を以て一試合としておりますが、半ドン(六局)を以て一試合とする事も出来ます。

一試合の長さ。

しらぎく花札』では十二局を以て一試合としておりますが、半ドン(六局)を以て一試合とする事も出来ます。

手役(七カス/六カス)について。

花合わせでのローカルルールの中で最も有名なものの一つで、配られた札七枚が全部カス札の場合(或いは一枚を除いて全部カス札の場合)を七カス(六カス)として手役とすると言うものです。

ただ、このルールを採用していないところもあります。

このため、『しらぎく花札』ではルール選択で採否を選択出来るようになっております。


七カス(または六カス)をありにした場合、基本的な操作方法で解説した通り、自動的に役を宣言します。

宣言の際、手の内のカス札を全部公開し、以後その局は公開された状況でプレイする事となります。

  • 手役が出来た場合は、その時点(開局前)で点数を収受します。

フケについて。

フケとは、一局終了時に二十一点以下しか取れなかった者がいた場合の扱いです。

場所に依り採用していなかったり、採用していても扱いがまちまちになっているようです。

しらぎく花札』では、ルール選択画面で以下の中から撰べるようにしております:

無勝負扱い
その局を無効とすると言うものです。既に収受している手役を除いて点数の精算は行われず、親も移動せずに次局に入ります。
ご祝儀役
ご祝儀役として、フケを達成した者に他の両者が六十点ずつを払い、次局はその達成者が親となります。
なし
フケを採用せず、誰かが二十一点以下で終わっても通常通りに精算を行います。

雨シマについて。

雨シマとは、一人で柳札を四枚とも集めた場合を指します。

雨シマについても各地で解釈が分かれ、場所に依っては全く意味のないところもあります。

しらぎく花札』ではルール選択画面で以下の中から撰べるようにしております:

雨シマ役流し

雨シマ役流しとは、誰かが柳札を四枚とも一人で集めた場合はすべての出来役を失効させると言うものです。

この扱いを採用している際に雨シマを完成させると、その局は取り札の点数のみ精算する事となります。

  • 既に点数を収受している手役が吹き消される事はありません。

尚、フケを併用している場合はフケが優先されます。

雨シマ役扱い

藤シマや桐シマ同様、雨シマも役とすると言うものです。

この場合には特別な効力は生じません。

花合わせでの出来役。

しらぎく花札では、以下の役を採用しております。

尚、が付いている役は、『しらぎく花札』ではルール選択画面で採否を選択出来るものです。

五光(二百点)
二十点札を五種とも揃えたもの。
四光(六十点)
二十点札五種のうち、柳以外の四種を揃えたもの。
七短(四十点)
短冊のうち、柳以外の七枚を集めたもの。
赤短(四十点)
松のあかよろし(一月の短冊), 梅のあかよろし(二月の短冊), 及び桜のみよしの(三月の短冊)の三種を集めたもの。いわゆる裏菅原です。
青短(四十点)
牡丹の青短(六月の短冊), 菊の青短(九月の短冊), 及び紅葉の青短(十月の短冊)の三種を集めたもの。
六短(三十点)
短冊のうち、柳以外の六枚を集めたもの。
呑み(三十点)
菊に盃(九月の十点札), 桜に幕(三月の二十点札)及び芒に月(八月の二十点札)の三枚を集めたもの。
表菅原(三十点)
松に鶴(一月の二十点札), 梅に鶯(二月の十点札), 及び桜に幕(三月の二十点札)の三種を集めたもの。
松桐坊主(二十点)
松に鶴(一月の二十点札), 桐に鳳凰(十二月の二十点札), 及び芒に月(八月の二十点札)の三種を集めたもの。
七五三(二十点)
萩に猪(七月の十点札), 菖蒲に八橋(五月の十点札), 及び桜に幕(三月の二十点札)の三種を集めたもの。
猪鹿蝶(二十点)
萩に猪(七月の十点札), 紅葉に鹿(十月の十点札), 及び牡丹に蝶(六月の十点札)の三種を集めたもの。
花見酒(二十点)
菊に盃(九月の十点札)と桜に幕(三月の二十点札)の二枚を集めたもの。
月見酒(二十点)
菊に盃(九月の十点札)と芒に月(八月の二十点札)の二枚を集めたもの。
草短(二十点)
藤の短冊(四月の五点札), 菖蒲の短冊(五月の五点札)及び萩の短冊(七月の五点札)の三種を集めたもの。
藤シマ(二十点)
藤(四月)を四枚とも揃えたもの。
桐シマ(二十点)
桐(十二月)を四枚とも揃えたもの。
雨シマ(二十点)

柳(十一月)を四枚とも揃えたもの。

花合わせに関する、よくあるご質問。

何故馬鹿っ花と呼ばないのか?

馬鹿っ花と言う俗称には余り言い響きがしないからです。

うちの方では手役が出来たら、それを他者が取る事も出来るが、何故『しらぎく花札』では取れない?

他のゲームに他人の手札を取ると言うフィーチャがなかったため、実装する手間が掛かり過ぎると判断し、現在のヴァージョンでは導入しておりません。

一応、手札を他人が取る事にも対応したコードを書いてはおりますので、後のヴァージョンで追加される事もあり得ます。

親仲八丁ビキ十丁は採用していないのか?

親仲八丁ビキ十丁とは、一局終了時に親と胴二(仲)の取り札が八枚以内で、且つビキが十枚以内と言う状況だそうですが、そのような状況があり得るのか分からなかったので、採用しませんでした。

  • 花合わせでは四十八枚の札が全部誰かの取り札になるのですから、そのような状況はどうしても思い付かなかったのです。