七短。
『しらぎく花札』でプレイ出来る「はちはち」の出来役の一つ・七短について。
概要。
七短とは、柳の短冊を除く九枚の短冊のうち七枚を獲った場合に成立する役です。
七短の役代は小場で十貫(120点)となります。
七短には法度はありません。
七短の場合、柳の短冊以外の九種のうち六枚を獲っていても、残りはまだ三種類あります。
このため、法度札が特定出来ず、従って七短には法度はありません。
他の出来役との重複。
特に、草短(藤の短冊, 菖蒲の短冊, 萩の短冊)を三枚とも獲っていない場合に七短が成立した場合は、必ず赤短か青短のどちらかが重複している筈です。
加えて、草短が一枚しか獲れずに七短が成立するなら、赤短と青短の双方が成立する事になります。
七短に於けるローカルルール。
しらぎくさいと制作作品では採用しておりませんが、七短成立後は短冊一枚ごとに一定の点数を加算するルールもあるようです。