しらぎく麻雀』での関東式ブー麻雀。

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※ここに『しらぎく麻雀』での「関東式ブー麻雀」プレイ画面が表示されます。

しらぎく麻雀』でプレイ出来る関東式ブー麻雀について。

関東式ブー麻雀とは。

関東式ブー麻雀とは、関西を発祥としている麻雀・ブー麻雀の関東地方でのゲームです。

関東地方ではブー麻雀のための特別なルールは作られておらず、リーチ麻雀を準用したルールが採用されます。

リーチ麻雀と違い、半荘終了後に原点割れを来たした者の人数に依りスコアが決まります

つまり、原点より黒棒一本切っていても箱点になっていても、失うスコアは同じと言う事になります。

逆に、沈んだ者の数が同じなら、勝者は得点が黒棒一本だろうと何万点だろうと同じスコアしか得られません。

  • つまり、レートをしっかり確認して臨めば、予算を超えるような負債を負わされる心配が全くないのが特徴です。

実際には半荘開始時は満貫相当の原点(すなわち八千点)から初め、半荘終了前に誰かが箱点になるか原点の二倍(つまり一万六千点)になると終了すると言うルールになっております。

このため、半荘制のリーチ麻雀に較べると、早く勝敗が決まる事になります。

ただい、関東では関東式ブー麻雀が打たれる事が稀で、早く勝負を付けたいとときは東風戦リーチ麻雀が好まれます。

しらぎく麻雀』及び『しらぎくモバイル麻雀』では、リーチ麻雀のルールを準用したルールでプレイします。

ブー麻雀のスコア。

ブー麻雀では、半荘終了後に

  • 一位となった者を勝者
  • 原点割れとなった者を敗者

とします。

  • 原点以上で一位になれなかった者は引分となります。

半荘終了後のスコアは、敗者の数すなわち原点割れとなった者の人数で決まります。

マルエー

トップ以外の三人が全員敗けた場合です。通常、これを目標とします。

  • ルール選択で、役満貫を和了した場合は点数状況に拘らずマルエーとする事も出来ます。
マルビー

二人敗けとなった場合です。

どうしてもマルエーを獲れない場合には已むを得ないと言う程度で、狙うものではありません。

マルシー

一人しか敗者がいなかった場合です。

最悪の終わり方で、状況に依ってはそのような結果で終わらせる和了は禁止されております。

但し、関東式ブー麻雀で役満貫を和了した場合は順位・点数に関わらずダブルマルエーとなり、和了者は他の三者からマルエーのスコアの二倍を受け取る事が出来ます

通常、ブー麻雀はフリー雀荘で打たれますが、場代は半荘終了後にトップの者が敗者から獲ったスコアの中から払います。

そして、場代は通常マルシーで敗者から獲れる金額と同額となります。

つまり、マルシーで終わってしまうと、トップの者は結果的に何の得にもならないと言う状況となるのです。

しらぎく麻雀の場合、トップは

  • マルエーは敗者三者から10ポイントずつ
  • マルビーでは敗者両者から 5ポイントずつ
  • マルシーは敗者から 3ポイント

それぞれ獲れますが、場代としてマルシー相当の 3ポイントを減額しております。

つまり、マルシーだとトップもゼロになってしまうのです。

尚、上記の通り役満貫を和了すると三者から20ポイントずつ受け取る事が出来ます

ブー麻雀の和了に於ける制限。

以上のようなスコアとなっているため、ブー麻雀には和了の際に幾つかの制限があります。

しらぎく麻雀』及び『しらぎくモバイル麻雀』では、以下の制限を設けております。

マルシーで終わってしまうような和了は出来ません

マルシーはトップにとっては何の意味も成さない結末となります。

  • 具体的には、東一局でいきなり満貫を直撃してはいけません。もちろん、摸和なら三人沈みになりますので問題ないどころか好ましい結果となります。

マルシーで終了となるのは、最終局まで一人沈みとなっていて平局で半荘終了となった場合だけとなります。

  • 場所に依ってはそうなった場合には西入するところもあるらしいですが、流石にそうはしませんでした。
半荘終了となる和了の場合に制限があります

最終局(南場第四局)や和了で誰かが箱点になる和了では、以下のような制限が伴います。

沈んでいる者は、和了で浮くようにしなければなりません

和了しても浮かないのに和了して誰かを箱点にして半荘を終わらせてしまうと言うのは、トップを利するだけで他の二人には迷惑でしかありません。

勿論、誰も箱点にならないのであれば、浮かない和了も時としては次局へのつなぎとして已むを得ないでしょう。

浮いていてトップでない者は、和了でトップを獲らなければなりません

これも、沈んでいる者が和了で浮いたと言うなら仕方がありませんが、浮いている者が和了してトップになれず半荘を終わらせてしまうのは何の意味もない行為であり、トップ以外の他者にはただの迷惑です。

勿論、半荘終了とならないのであれば、次局へのつなぎとなるので已むを得ない場合もあるでしょう。

これらは、本来はマナーの範疇ですが、多くの雀荘でこれらに近い制約を禁止事項として掲げているようです。

  • 特に、初めてやる方は、あがれる筈なのに和了出来ない!と驚かれるかも知れませんが、しらぎく麻雀では、このような状況では和了コマンドの入力すら出来なくしております。

ルールの大きな特徴。

一般に関東式ブー麻雀は、リーチ麻雀のルールを準用します。

半荘または東風戦とし、場に両翻が付きます。
点数についても通常のリーチ麻雀同様に点棒を取扱います。
持ち点は 8千点持ちとします。
この点数を全て失うか、二倍にすると半荘途中でも終了となります。
一翻縛りです。

通常のリーチ麻雀同様、最低一翻の和了役が必要です。

尚、五本場からの両翻縛りをありにするか否かは『しらぎく麻雀』では選択可能です。

  • しらぎくモバイル麻雀』では、五本場から両翻縛りに固定されております。
喰い平和なし、摸八平和あり
関東地方のリーチ麻雀同様、喰い平和は認められませんが、摸和した場合でも 2符をキャンセルすることで平和が成立します。
振聴での栄和は出来ません。

同巡内の見逃しや立直後の見逃しについても、理由を問わず振聴となります。

尚、国士無双についての例外をありにするか否かは『しらぎく麻雀』では選択可能です。

  • しらぎくモバイル麻雀』では、国士無双については現物でなければ栄和可能に固定されております。
喰い直しは現物・筋とも禁止です。
一を二三でチーして四を打つ事は勿論、喰った一そのものを打つ事も出来ません。
裏ドラはありません

裏ドラは、想定外に点数が大きくなって和了制限に抵触する恐れがあるため無しにしております。

尚、一発及び槓ドラの有無については『しらぎく麻雀』では選択可能です。

  • しらぎくモバイル麻雀』では、一発, 槓ドラともありに固定されております。
赤五筒はドラになります

ドラ扱いのため、赤五筒で縛りを満たす事は出来ません。

平局は輪荘(親流れ)になります

勿論、不聴罰符もありません。

また、途中平局は九種幺九倒牌のみとなります。

関東式ブー麻雀での和了役と点数。

関東式ブー麻雀はリーチ麻雀のルールを準用しているため、リーチ麻雀と殆ど同じとなります。

寧ろリーチ麻雀との相違点を挙げた方が早いでしょう。

満貫の扱い

満貫は散家八千点、荘家一万二千千点です。役満貫もこれと同額です。

つまり、跳満貫以上の数満貫はありません

七対子
関東でのリーチ麻雀と同様、25符両翻となります。
平和

関東でのリーチ麻雀と同様の扱いとなります。すなわち。

  • 喰い平和はリーチ麻雀同様認められず、30符で計算します。
  • 門前手の平和については、摸和した場合与えられる 2符を取消す事で平和が成立します。

リーチ麻雀全く同じです。

  • 一部ローカル役については、その有無が選択出来ます。