『しらぎく麻雀』でのアルシァル麻雀。
『しらぎく麻雀』でプレイ出来るアルシァル麻雀について。
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『しらぎくモバイル麻雀』でのでのアルシァルについては別記事をご覧ください。
- フィーチャフォン向け『しらぎくモバイル麻雀』Flash 版ではアルシァルはプレイ出来ません。
- アルシァル麻雀に関するご質問も併せてご覧ください。
アルシァル麻雀とは。
アルシァル麻雀とは、現在日本で最も普及しているリーチ麻雀の原型となっている麻雀の一種です。
一翻縛り, リーチ, ドラなどがなく、役も少ない等シンプルなルールとなっております。
現在でも日本最古の麻雀団体である日本麻雀連盟が公式ルールとして採用しております。
『しらぎく麻雀』でも、日本麻雀連盟のルールを参考にしてアルシァル麻雀を実装しております。
アルシァル麻雀の主なルール。
ここでは、日本麻雀連盟のアル・シー・アル麻雀公式ルールと『しらぎく麻雀』でのルールとの違いも記しておきます。
- 一試合の局数
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従来は半荘制としておりましたが、令和 2年 1月22日より半荘戦の他一荘戦も選べるようになりました。
連荘は荘家が和了したときに限られ、平局は全て輪荘となります。
- 持点・点数
- 2,000点持ちとし、点数は十点単位となります。
- 場の翻数
- 場には翻数は付きません。
- 一翻縛り
- 役の縛りはありません。
- 役の制限
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喰い平和, 喰い断, 先付あり。摸和平和は無しです。
- 但し『しらぎく麻雀』ではルール選択で門前の平和に限り摸和でも成立(摸八平和)とする事が出来ます。
- 立直・ドラ
- 立直及びドラはありません。
- 和了型
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- 四門子一雀頭
- 国士無双
に限られ、七対子は和了型とはなりません。
- 但し『しらぎく麻雀』ではルール選択で七対子をありにする事も出来ます(詳細)。
- 喰直し
- 吃・ポンの際の打牌には制限はありません。
- 振聴
- 自分が捨てた現物でなければ栄和出来ます。
- 両家和・三家和
- 頭跳ね(放銃者の下家優先)となります。
- 積み符
- 連荘しても積み符はありません。
- 不聴罰符
- 不聴罰符はありません。
- 平局の扱い
- 平局は常に輪荘(親流れ)となります。
- 途中平局
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公式ルールでは途中平局は一切ありませんが、『しらぎく麻雀』では
- 九種幺九倒牌
があります(輪荘)。
- 大明槓の責任払い
- 嶺上開花は常に三人払いとなります。
- 暗槓搶槓
- 国士無双の場合であっても出来ません。
- 王牌
- 常に十四枚残しとします。
- 包則
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満貫を確定する牌を包とし、
- 摸和では全額責任払い
- 第三者の放銃では放銃者と折半払い
となります(詳細)。
アルシァル麻雀での点数計算。
点数計算は以下のようにします。
- 符の計算
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リーチ麻雀と同様に二点単位で計算し、十点未満の端数を切上げます。
清一色では 10符加算します。
- 点数の計算
- 場に翻数が付かないため、役の翻数分だけ倍々します。
- 点数の支払
- 点数は十点単位のため、百点未満を切上げずそのままやり取りします。
- 満貫
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- 散家 2,000点
- 荘家 3,000点
です。
満貫を越えた数満貫はありません。
役満貫も満貫と同額となります。
実際にやり取りされる点数の詳細は、関西式アルシァル麻雀・アルシァル麻雀での点数表をご覧ください。
七対子の扱い。
アルシァル麻雀の公式ルールでは七対子は和了の形としてさえ認められませんが、『しらぎく麻雀』では選択ルールでありにする事も出来ます。
アルシァル麻雀で七対子をありにした場合、その扱いは以下のようになります:
- 和了点
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散家一人分を 100点とします。このため、実際の和了点は
- 散家 400点
- 荘家 600点
となります。
- 役の複合
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七対子には他の役は一切付きません。
但し、天和, 地和にはなります。
つまり、七対子では混一色や清一色は一切認められず、字牌だけで七対子を作っても字一色にはなりません。
アルシァル麻雀での和了役。
基本的に役満貫となる役以外は殆どが一翻となります。
また、河底撈魚, 一盃口, 三色同順, 三色同刻, 緑一色などはありません。
- 『しらぎく麻雀』ではルール選択で三色同順などをありにする事も出来ます。
基本となる役は以下の通りです:
- 一翻役
- 門前摸和(門前のみ), 平和, 断幺九, 一気通貫, 全帯幺, 対々和, 三暗刻, 混一色, 小三元, 混老頭, 搶槓和, 嶺上開花, 海底摸月
- 三翻役
- 清一色(10符加符)
- 満貫役
- 天和, 地和, 大三元, 四喜和, 字一色, 清老頭, 四暗刻, 国士無双, 九蓮宝燈
尚、『しらぎく麻雀』では、地和は
- 荘家の第一打での栄和
- 散家の第一摸での摸和
の双方とします。
アルシァル麻雀での包則。
日本麻雀連盟のルール・アル・シー・アル麻雀公式ルールでは満貫を確定させる包牌をポン・大明槓させて満貫を完成させた者は、当該者が和了したら
- 摸和では全額責任払い
- 第三者の放銃では放銃者との折半払い
となります。
『しらぎく麻雀』でも包則を導入しておりますが、以下のような扱いとなっております。
- 翻牌四翻
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副露した翻牌だけで四翻となる場合に適用されます。
- 門風牌, 荘風牌, 三元牌一種をポンしている者に対し、残りの三元牌二種
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連風牌と三元牌一種をポンしている者に対し、残りの三元牌二種
- 残りの三元牌を二種とも鳴かせた場合は大三元が成立するため、最後に鳴かせた者が責任を負います。
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三元牌二種と門風牌, 荘風牌のいずれかをポンしている者に対し、もう片方の風牌
- 残りの三元牌も該当しますが、こちらは大三元の包牌となります。
尚、翻牌三翻と他の刻子(連風牌を含む場合は他の刻子二組)でも対々和と翻牌三翻で満貫になりますが、特に包則にはしておりません。
- 大三元
- 三元牌二種をポンしている者に対し、残りの三元牌。
- 四喜和
- 四風牌三種をポンしている者に対し、残りの四風牌。