台湾麻将に関する、よくあるご質問。

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しらぎく麻雀』でのアルシァル麻雀に関する、よくあるご質問とその回答です。

アルシァル麻雀とは何か?

アルシァルとは、中国語の二十二から来ており、最低の和了は二十二符の役なしと言うものだった事に由来します。

  • 二十符の和了では必ず平和になるため、二十二符の役無しより高くなります。
  • リーチ麻雀では一翻縛りがあるため、これは当て嵌まりません。

転じて、一翻縛りのないかつてのルールを踏襲したものをアルシァル麻雀と呼んでおります。

今日、アルシァル麻雀を採用しているのは、日本麻雀連盟しかなく、しらぎく麻雀もそのルールを参考にして開発しました。

  • 但し、完全に日本麻雀連盟ルールに準拠している訳ではありませんのでご了承ください。
  • 制作者は日本麻雀連盟の会員ではなく、日本麻雀連盟とは何の関係もございません。本作に関して日本麻雀連盟にお問い合わせしないようお願いします。

しらぎく麻雀でのアルシァル麻雀のルールは、日本麻雀連盟とどう違う?

主に以下の点が異なっております。

  • 公式ルールでは一荘戦ですが、半荘戦も選べるようにしております。
  • 日本麻雀連盟では途中平局を一切採用しておりませんが、『しらぎく麻雀』では九種幺九倒牌を採用しております。
  • (パオ)日本麻雀連盟の公式な包の規定と異なっております。
  • 地和は本来の定義であった親の第一打での栄和としており、代わりに散家の第一摸和での和了は人和としております。

アルシァルのみ日本麻雀連盟ルールに準拠させても良かったのですが、他のルールとの兼ね合いなどから上記のような扱いになっております。

しらぎく麻雀』でのアルシァル麻雀の和了役の扱いは?

基本的に日本麻雀連盟のルールを引用しておりますが、地和が荘家の第一打に依る栄和としているため、散家の第一摸に依る和了を人和としております。

この他、日本麻雀連盟にない一部の役(三色同順など)は選択ルールとなります。

和了役の詳細は、しらぎく麻雀での関西式ブー麻雀・アルシァル麻雀での和了役一覧をご覧ください。

アルシァル麻雀をやっていたら、フリテンなのに栄和してきた!

アルシァル麻雀での振聴の扱いは、捨てたものでなければ栄和が出来ると言うものです。

尚、公式ルールでは、振聴である旨を宣言してはいけないとされております。

アルシァル麻雀で立直が掛けられない!

アルシァル麻雀には立直はありません。

従って、門前であっても立直コマンドの入力自体が出来なくなります。

アルシァル麻雀で七対子の形で和了出来ない!

アルシァル麻雀ではデフォルトでは七対子は形式としてさえ認められません。

但し、『しらぎく麻雀』では選択ルールでありにする事も出来ます。

  • 七対子をありとした場合、和了時の基本点は100点となります。
  • 七対子をありとした場合、天和, 地和及び人和以外の役は七対子形の手には一切附加されません

アルシァル麻雀で打ったらドラ標識牌がめくられない!

アルシァル麻雀にはドラはありません。

尚、本来、嶺上牌は配牌直後に王牌の上に載せる事としておりましたが、しらぎく麻雀ではドラのないアルシァルも嶺上牌を配牌直後に降ろすようにしております。

アルシァル麻雀での点数計算方式は?

現在日本麻雀連盟が採用している、符の下一桁を切り上げる方式を採っております。

  • 昔は符をそのまま倍々計算して最後に十点未満を四捨五入する方式だったそうですが、煩雑過ぎるせいか連盟でも廃止されております

しらぎく麻雀』でのアルシァル麻雀に於ける包の扱いはどうなっている?

しらぎく麻雀』でのアルシァル麻雀に於ける(パオ)は、日本麻雀連盟の公式な包の規定と大きく異なっております。

公式ルールでは以下のように規定されております。

字牌による副落牌だけでその和りが満貫となることが確定する場合、満貫を確定させた打牌を包とし、その牌を包牌という。

自己が打った牌をポンして満貫を確定させた場合は、包は成立しない

また同一順内で包牌が打牌された場合、第一捨牌を包牌とする

【例】東場の親が三副落し、満貫が確定の聴牌状態のとき

  • ポン[九索][九索][九索] ポン[紅中][紅中][紅中] ポン[東風][東風][東風] [一索][両索][白板][白板]

この時、南家が生牌の[白板]を打ち、続いて(同一巡内で)西家が[白板]を打った時、東家が[白板]をポンした場合、生牌の[白板]を打牌した南家が包となる。

この例では、[白板][緑発]が包牌となる。

加カンによる符上がりでの満貫は対象としない。

包の場合の和り点は、摸和のときは包牌を打った者の一人払いとし、栄和のときは包牌を打った者と放銃者との均分払いとする。

しかし、制作者は解釈がし難かったため、以下のような規定を採用しました。

包の対象となる役
  • 翻牌四翻
  • 大三元
  • (大)四喜和

実のところ、場に翻数が付かないアルシァルでは四翻で満貫となるのですが、以下のケースも該当する事は承知しております。

翻牌両翻以上を含めた字牌四副露
これだけで、翻牌(両翻以上)と対々和(一翻)で三翻、雀頭が字牌なら満貫役の字一色ですし、数牌でも混一色(一翻)が加わるので都合四翻以上になって満貫となります。

ただ、分かり難かったので、今回は単純な翻牌四翻副露と上記の二つの満貫役について責任を負うものとしました。

包に反する者の扱い

引用文内の同一順内で包牌が打牌された場合、第一捨牌を包牌とすると言うのは、恐らく以下のような考えに依るものでしょう。

例えば、同巡内に打たれた包牌を対象者が一枚目だからと見逃したとします。

そうすると後続の打ち手で包だからとその牌を押さえ込んでいた者は、該当牌が見逃された事で、安心して同一牌を併せ打つかも知れません。

しかし、二枚目では鳴かざるを得ないと言う事で鳴かれてしまったとしたら、やはり初めに打った人間が打たなければ鳴かせなかったとなるのでしょう。

ただ、同一順内で包牌が打牌された場合、第一捨牌を包牌とすると言うのは、リーチ麻雀では採用例を知りません。

リーチ麻雀にも同様に包を適用しておりますが、扱いが極端に異なったものとなっているため処理が複雑になってしまうので、今回はリーチ麻雀同様実際に鳴かした者の責任としました。

  • 但し、この件については納得出来る面もあるので、後の改訂で対応する事も検討しております。
自分が捨てた牌に関する包

引用文内の自己が打った牌をポンして満貫を確定させた場合は、包は成立しないと言うのも、恐らくアンフェアな陥れをさせないためのものでしょう。

ですが、この点についても、リーチ麻雀では採用例を知りません。

このため、現時点では打った牌に関しても責任が生じるものとしております。

  • 但し、この件についても納得出来る面もあるので、後の改訂で対応する事も検討しております。