海底摸月(ハイテイツモ)。
リーチ麻雀での和了役・海底摸月(ハイテイツモ)について。
概要。
海底摸月(ハイテイツモ)とは、海底牌で摸和した場合に成立する一翻役です。
海底牌とは、王牌の直前にある最後に摸牌出来る壁牌です。
海底摸月と嶺上開花は重複しません。
通常、海底牌の一つ前まで槓が許されております。
槓をすると、その際の嶺上牌の模牌により王牌が不足するため、それを海底牌で補う事になります。
従って、海底一枚前で槓をすると、その際の嶺上牌に対する打牌で放銃とならなければ荒牌(一局終了)となります。
しかし、海底一枚前での槓での嶺上牌で和了、すなわち嶺上開花となっても、その際の和了牌は海底牌ではなく嶺上牌となり、従って海底摸月の要件を満たしていない事となります。
従って、海底一枚前であっても、嶺上開花と海底摸月の重複はあり得ません。
他の役との重複。
海底摸月は摸和の一種であるため、門前であれば当然門前摸和と重複します。
また、状況で定まる役のため、手本体についても特に制約はなく、
などを除いた全ての役との重複の可能性があります。
他者制作作品及び市中ルールでの扱い。
他者制作作品及び市中ルールでも、殆どのルールで海底摸月を採用しております。