天和。
リーチ麻雀での和了役・天和について。
概要。
天和は、荘家である場合のみ成立し得る荘家独自の和了役です。
具体的には、荘家の配牌十四枚で和了の形となっている場合に成立します。
すなわち、配牌が
- 四門子一雀頭
- 七対子
- 国士無双
のいずれかの形となっている場合に成立します。
但し、暗槓をして嶺上開花となった場合は成立しません。
- その場合でも、門前摸和と嶺上開花は常に成立します。
ルールごとの細則。
花牌を採用している場合。
花牌を採用している場合、配牌に入った花牌は配牌完了後開局前に荘家から順に手から抜き取り、嶺上牌から不足分を補充します(補花)が、これらの手続きに依り天和が不成立になる事はありません。
つまり、開局前に花牌を抜き取って嶺上牌から手牌を補充した結果、荘家の十四枚が和了の形となっている場合、天和が成立します。
花牌以外の抜きドラを採用している場合。
三人麻雀など、花牌以外の抜きドラを指定しているルールでは、荘家が開局時に抜きドラを抜くと天和が不成立となります。
ポンリーでの扱い。
ポンリーは立直縛りとなっているため、立直を掛けた状態となり得ない天和での和了はあり得ません。