純全帯幺(ジュンチャン)

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • パウーで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • ラインで送る

リーチ麻雀での和了役・純全帯幺(ジュンチャン)について。

概要。

純全帯幺(ジュンチャン)
リーチ麻雀での翻数(※1)
喰い下がり三翻役
副露した場合
喰い下がりで両翻役に
三人麻雀での翻数
鳴き下がりで両翻役に
北抜きでの翻数
なし
特記事項

日本での標準的な表記は純全帯么(最後の文字はの右上の点がない文字)ですが、と言う文字は JIS 第一・第二水準漢字には含まれず、一部環境で表示されない恐れがあるため、当サイトでは異体字とされるで表記しております。

  • いずれも (幼稚園の)の異体字です。

尚、しらぎく麻雀などユニコードが使える環境向けに作られた作品では、(の右上の点がない文字)を用いております。

  • 1. しらぎく麻雀など、しらぎくさいと制作作品でのルールです。このため、他者制作ゲームや市中ルールでは異なる場合もございます。
例:[一索][両索][三索][九索][九索][一筒][一筒][一筒][七万][八万][九万][一万][三万]の手を[二万]で和了

純全帯幺(ジュンチャン)とは、四つの門子と雀頭全てに老頭牌(一・九牌)が含まれる事で成立する、喰い下がり三翻役です。

すなわち、字牌を一枚も含まない混全帯幺(チャンタ)の上位役が純全帯幺となります。

純全帯幺はしばしば喰ってでも狙う役のように言われますが、門前を崩すと両翻になってしまうため、実際には余り効率の良い手とは言えません。

他の役との組合せとしては、一盃口(イーペイコウ)などとの組合せが最も多いようですが、狙い目としては三色同順(サンショク)との組合せが一番のようです。

混全帯幺(チャンタ)と違って字牌を使わないため、平和との重複も稀に見られますが、平和の場合高め安めの差が最低でも三翻となるため、却って和了し難くなるでしょう。


蛇足ですが、中国などでの麻将にも全帯幺はあるのですが、日本以外で純全帯幺に相当する上位役を定めているところは余り多くないようです。

  • 実際、中共麻将には混全帯幺に相当する役はありますが、純全帯幺に相当する役はありません。
  • また、日本麻雀連盟のアルシァル麻雀でも、全帯幺はあるものの純全帯幺はありません。

勿論、純全帯幺を採用していないところであっても、(混)全帯幺がありならそう判定される事になるでしょう。

他者制作作品及び市中ルールでの扱い。

他者制作作品及び市中ルールでは、純全帯幺を採用していないところは殆どありません。

関連記事。