清一色。
リーチ麻雀での和了役・清一色について。
- 本記事は、フラッシュ麻雀・しらぎく麻雀の関連記事です。
概要。
清一色とは、索子, 筒子または万子のうちいずれか一つのスート(色)のみで手を完成させた場合に成立する喰い下がり六翻役です。
- 混一色の上位役となります。
清一色は門前だと六翻役となるため、単独でも跳満貫となりますが、副露しても五翻ですので、無条件で満貫となります。
他の役と組合せなくても充分大きな手となりますが、ドラは勿論、
などとの重複の可能性もあり、役満貫を除いてはいろいろな意味で最も破壊力がある役です。
余談。
メンチンとは。
しばしば、門前での清一色をメンチンと呼びます。
元々は、清一色は五翻役としていたのを、門前の場合には一翻増しと言うルールが定着し、そのため門前での一翻増しとなった清一色を特に区別するためのものと考えられます。
今日では他の喰い下がり扱いとなる役同様、門前六翻、喰い下がり五翻とする考えが一般的になっているようです。
清一色の包則(ローカルルール)。
同じスート(色)の門子を四組とも副露させ、そのスートの単騎で和了された場合は、四組目を副露させた者の責任払いとなるルールが一部にあります。
個人的には、そこまで規制するのはどうかと思います(それ以前に、そこまで喰わせるのもどうかと思いますが)。
このようなローカルルールがあると言うのは、清一色はそれだけ破壊力がある役と言う事なのでしょう。
他者制作作品及び市中ルールでの扱い。
他者制作作品及び市中ルールでは、清一色を採用していないところは殆どありません。
ただ、一部では翻数などが若干異なっている場合もあるようです。
また、日本麻雀道連盟の公式ルールでは、清一色の包則を採用しているそうです。